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麹ラボ
2024.4.20

そのまま食べてもOK!麹パウダーの驚くべき効果と簡単すぎる使い方

麹とは米や麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの微生物を発酵させたものをいいます。日本食に欠かせない味噌・醤油・酒を作るのに欠かすことができない麹は、今や様々な料理のアレンジに使われています。

麹は生のペースト状で使用するのが一般的ですが「消費期限までに使いきれず困ってしまう」といったケースも少なくありません。

そんな方にはパウダー状の麹がおすすめです!この記事ではパウダー状の麹の効果やアレンジレシピをご紹介します。

麹パウダーの効果とは?

麹の魅力は何といっても豊富な栄養素です。麹には食べ物の消化・吸収・代謝を促す酵素が30〜100種類も含まれており、私たちの健康を支えてくれています。腸内環境改善や美肌効果といった美容への貢献度も高く、老若男女問わず注目され続けている食品です。

麹で食事の栄養価をアップ

麹の魅力のひとつは食べ物の美味しさをレベルアップしてくれることです。発酵食品である麹は、食材本来のうま味だけではなく、普段の調理では引き出すことが難しい味の奥深さを麹が持つ発酵の力で醸し出すことができます。

これは、麹が発酵する際にタンパク質をグルタミン酸という旨味成分に変換する働きによって、素材本来の味+アルファの旨味を引き出しているのです。

消化を助けて腸内環境改善

麹は食事の消化を助ける効果があります。その理由は、その中に豊富に含まれる消化酵素と食物繊維です。

麹の発酵プロセスによって生成される酵素によって、炭水化物、タンパク質、脂質など、さまざまな栄養素の分解を助け、消化器官の負担を軽減します。

また、麹には食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を改善し、便通を促進する効果が期待できます。その結果、麹を摂取することで消化器官の働きがスムーズになり、消化不良や便秘の予防が可能です。

食べ物の風味を底上げ

麹は、発酵によって独自の風味を食品に与えます。麹に含まれる微生物が、原料の糖質を分解し、アミノ酸や有機酸などの化合物を生成するからです。これらの化合物が食品に豊かな風味や香りをもたらし、熟成過程でさらに複雑な味わいを引き出します。

さらに、麹が食品の成分を分解する過程で、旨味成分や香り成分が増加し、食品全体の味わいが深まります。そのため、麹は食品の風味を向上させ、より豊かな味わいを楽しむための重要なアイテムとなっています。

麹の効果を最大限引き出すには?麹の取り入れ方3選

麹を活用すれば健康や美容に良い効果があるとわかっていても、どうやって取り入れればいいのかわからない方も多いことでしょう。

ここでは、手作り生麹・市販麹ペースト・麹パウダーについてそれぞれ活用のしやすさをご紹介します。以下は表にまとめたものです。

手作り生麹麹ペースト麹パウダー
本格度
手間、扱い易さ
アレンジレシピ

①自分で生麹を作る

麹は自分で作ることが可能です。

  1. 米を水が濁らない状態まで洗う
  2. 水に浸ける
  3. 水を切って麹を混ぜる
  4. 12時間ごとに米と麹を混ぜ発酵を促す
  5. 完成

米からこだわることができ、使いたいだけ好きな分量を自由に作れます。できたてを食べれる贅沢さも魅力でしょう。

ただし、温度管理が重要なため難易度は比較的高く、ややハードルが高いことがネックになるかもしれません。

②市販の麹ペーストを使う

市販の麹ペーストを使うのも良いでしょう。麹は健康食品として多くの日本人の生活に定着するとともに、様々な食品メーカーが麹商品を展開しているため、手軽に手に入れることができます。

市販の商品は賞味期限や消費期限が明確に記載されている上、さまざまな容量の商品が販売されているため生活スタイルや用途に合わせて選べるのがメリットです。また、作るのに時間がかからないので「今日の晩御飯に使おう!」と、すぐに使えるスピード感も魅力です。

一方、ついつい使いすぎてしまい塩分オーバーを招いてしまったり、好みの味ではなかった時に持て余してしまうデメリットがあります。

③麹パウダーを使う

最後に紹介するのはパウダー状の麹です。パウダー状とはつまり、麹を粉末にしたものです。

麹食品の粉末化には多くのメリットがあります。麹パウダーの魅力を、粉末のメリットと共に紹介しましょう!

麹パウダーがおすすめな3つの理由

麹粉のおすすめポイントは3つあります。普通の麹にはない特長を順番にみていきましょう。

1.長期間保存できる

麹は温度の変化に敏感なため、保存する際にはつねに気を配らなければなりません。温度管理を間違えると美味しくなくなってしまうのが、生麹の難点です。また麹を手作りする場合は、うまくいかないと完成までに「24時間以上」かかってしまうため、手作りするのも大変と感じてしまう方も多いでしょう。

パウダー状の麹なら、麹から水分と酸素が取り除かれており、鮮度はそのままに、長期間保存することが可能です。

また、温度を管理する手間がなく保存スペースも取らないのも麹パウダーを取り入れやすい重要なポイントになります。

2.普段の食事や飲料に活用しやすい

パウダー状にすることで、他の食品や飲料に活用しやすくなります。

生麹を使った簡単な料理は多くありません。塩麹に野菜を漬けた「浅漬け」は簡単に作れますが、野菜を変える以外のレパトリ−がなく飽きてしまう方も多いでしょう。

ペースト状だと料理に取り入れにくい場面でも、パウダーであれば特別な工夫を凝らす必要はありません。「かけるだけ」や「和えるだけ」などの、超簡単なレシピも豊富にあります。

調味料としてさりげなく加えるだけで、普段の料理や飲み物に溶け込んで手軽に麹を活用できます。

3.持ち運びや収納に便利

麹は粉末化することによって体積を大幅に圧縮します。麹を手作りする際は米や麹菌、水など総じてたくさんの量の材料が必要なため、想定以上の量ができあがり、冷蔵庫を占拠してしまうことも。

しかし、粉末化すればその心配は必要なくなります。軽量化され体積が圧縮された麹パウダーは持ち運びにも収納にも便利です。旅行先やアウトドアといったアクティブな場面でも気兼ねなく麹を楽しめます。

4.美容目的にも使用できる

麹には美容効果も期待できますが、生麹を肌に直接乗せるのは大丈夫なのか疑問を抱えている方も多いでしょう。麹パウダーなら「美容専用」の入浴剤・麹パック商品もあるため、安心して顔や気になるところに使用できます。

お湯と混ぜるだけで使えるため、手軽に日々の美容に取り入れられますよ。

麹パウダーの効果的なオススメレシピ

最も生活に取り入れやすいとされる麹パウダーを使ったオススメレシピを紹介します。今すぐマネしたくなる簡単レシピからひと手間かけた本格アレンジレシピまで、一挙にご覧ください。

1.超お手軽!麹ビギナーにぴったり「麹トースト」

最初にご紹介するのは「麹トースト」です。

栄養価に気を配る余裕もなく、朝はつい簡単なトーストで終わらせてしまうといったことも珍しくありません。

そんな方には麹トーストがオススメです。焼いたトーストにジャムをぬり、上からサラッと麹パウダーをかけるだけ。いつものトーストが栄養たっぷりのトーストになります。

ジャムの甘味を邪魔しない麹の自然な甘味で美味しく食べられます。

2.エネルギーも栄養もきちんと補給「麹粉入りおにぎり」

小麦アレルギーをお持ちの方やグルテンフリー生活をしている方にはトーストではなくおにぎりはいかがでしょうか。食べ盛り・育ち盛りのお子さんの朝食やおやつにもぴったりです。

お米のエネルギーと麹の高い栄養価でパワーチャージしましょう。

おにぎりをにぎるお米に麹パウダーをまぜ、あとはおにぎりをにぎるだけ。勿論、好みの具材を混ぜ込んでも大丈夫です。

3.塩麹なしでも大丈夫!「肉汁たっぷりふっくら牛肉ソテー」

塩麹ブームをきっかけに、塩麹でお肉のうま味を引き出す調理法が広く根付いています。しかし「つい塩麹を切らしてしまった」ということもあるでしょう。

そんな時には麹パウダーがあれば乗り切れます。麹パウダーなら塩と合わせて使うことで塩麹の代わりになります。

レシピは

  • お肉(ここでは牛肉)に満遍なく塩をふる
  • そのあと、麹パウダーを満遍なくふって水でなじませる(この2工程で塩麹の代用が完了!)
  • 1時間置いてソテーすれば、麹の力でお肉がふっくら!

麹は肉汁をとじこめる働きもあるので、肉がジューシーに焼きあげることができます。麹の酵素によって引き出されるお肉のうま味で、虜になる方も多いようです。

より効果的に麹を活用したいならKojikoの麹パウダー

麹パウダーの活用方法は伝わりましたでしょうか?麹の効果を余すことなく味わうには麹パウダーが欠かせません。

そんな麹を独自の製法で粉末化に成功させ、より生活に身近に取り入れることを目指している会社が「Kojiko」です。Kojikoでは日本の”発酵の伝統”を”次世代”へというコンセプトの元、徹底的な品質へのこだわりと、麹×●●という発想で無限なる可能性に挑戦しています。

麹パウダーもプレーンだけではなくカレー味など様々なフレーバーも展開。こだわりの麹パウダーを味わってみてはいかがでしょうか。