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麹ラボ
2025.4.30

ヨーグルトメーカーで塩麹を簡単手作り!失敗しないおすすめの作り方

塩麹はあらゆる料理に使える栄養満点の万能調味料です。実は、ヨーグルトメーカーを使えば、誰でも手軽においしい塩麹を作ることができます。ただし、適切な温度と発酵時間を守らないと、うまく発酵せず失敗してしまうことも。

「家にあるヨーグルトメーカーで塩麹を作りたいけど、温度や時間がわからない…」

「ヨーグルトメーカーで塩麹を作ったら失敗してしまった」

塩麹を手作りしてみたくても、このような不安を抱えている方も多いことでしょう。この記事では、初心者でも失敗しない「ヨーグルトメーカーで作る塩麹の作り方」を解説します。

ヨーグルトメーカーで塩麹は作れる?基本知識を解説

塩麹とは、米麹に塩と水を加え、発酵させて作る調味料です。発酵によって生まれる酵素の力で、食材のうま味を引き出し、消化吸収を助ける働きもあります。近年は健康ブームもあり、「腸活」「美肌」「免疫力アップ」に効果的な調味料として注目されています。

ヨーグルトメーカーは、一定の温度を長時間保つことができるので、実は塩麹作りにぴったり。もともとヨーグルトや甘酒、納豆などを作る上で必要な温度と時間管理を正確に行えるため、塩麹も安定して発酵させることができます。

ヨーグルトメーカーを使って、自宅で簡単に以下のような発酵食品が作れます。

  • ヨーグルト
  • 甘酒
  • 納豆
  • 塩麹
  • 醤油麹 

ヨーグルトメーカーを使った基本の塩麹の作り方

以下ではヨーグルトメーカーを使った基本的な塩麹の作り方をご紹介します。

必要な材料と道具

塩麹作りに必要なものはとてもシンプルですが、素材の質が仕上がりに大きく影響します。

できるだけ新鮮な麹、天然塩を使うとより風味豊かに仕上がります。

【材料】

  • 米麹(乾燥麹または生麹)…200g
  • 塩…60g
  • 水…250~300ml

【道具】

  • ヨーグルトメーカー
  • 保存容器(ガラス製推奨。煮沸消毒またはアルコール消毒済みのもの)

乾燥麹は手軽に手に入りますが、生麹はよりフレッシュな香りと風味が特徴です。どちらを選んでも構いませんが、初めての方には扱いやすい乾燥麹がおすすめです。

作り方と手順

  1. 保存容器に麹と塩を入れ、手でしっかり揉み込むように混ぜます。麹粒がほぐれるまでしっかりと。
  2. 水を加え、さらに丁寧にかき混ぜます。水は麹全体がしっとり覆われる程度が目安です。
  3. 容器をヨーグルトメーカーにセットし、温度を40度に設定。(設定温度はヨーグルトメーカーによる)
  4. 6~8時間発酵させます。途中で1~2回、清潔なスプーンでかき混ぜると、発酵が均一になります。1週間ほど熟成させるとコクや風味がアップして、味がまとまります。

塩麹は発酵し続けるため、最初の1週間は1日1回、とろみが出てきたら週に1~2回程度かき混ぜながら保存してください。冷蔵保存で2〜3ヶ月程度、おいしく使うことができます。

ヨーグルトメーカーで塩麹を作る際の適切な温度と時間

塩麹作りの成否は、発酵温度と時間にかかっています。

料理が美味しくなるには基本的に「低温でじっくり」がポイントのため、40度で6〜8時間発酵がおすすめです。

作り慣れてきたら、作る環境や好みによって微調整していくのも楽しめます。

【発酵条件と出来上がりの違い】

温度設定発酵時間出来上がりの特徴
常温~30度12時間以上.発酵に時間がかかる
40度6~8時間旨味と甘さバランス〇
50度~60度5~7時間甘さ控えめで早く完成

短時間で作りたい場合は50度以上の設定でも可能ですが、甘みや旨味をバランスよく引き出したいなら40度をおすすめします。

なお、ヨーグルトメーカーによっては0.5度単位で温度調整できるモデルもありますので、よりこだわりたい方は温度設定機能もチェックしてみてください。

ヨーグルトメーカーで塩麹作りに失敗する原因と対策

塩麹作りは簡単とはいえ、いくつか気をつけないと失敗するポイントも存在します。

ここでは、よくある失敗とその解決法を詳しく紹介します。

【失敗パターンと原因】

  • 塩麹が固い・乾燥している → 発酵が足りていないか、水分量が足りない可能性大。麹の吸水量に応じて水を調整しましょう。
  • 水っぽい仕上がり → 発酵が足りていないため、清潔なスプーンで混ぜながら様子を見ましょう。
  • 発酵が進まない → 温度不足や、古い麹を使用しているかも。
  • 異臭がする、カビが生えた → 水が多すぎる、器具の消毒不足、発酵環境の汚染。

【失敗を防ぐポイント】

  • 必ず材料の計量を正確に行う
  • 容器・スプーンはしっかり消毒
  • 発酵中は雑菌が入らないよう蓋をきっちり閉める
  • 温度・時間設定は厳密に守る

とくに塩の量を減らしすぎると発酵が失敗しやすくなるので注意しましょう。

塩麹を料理に使う時の注意点

万能に思える塩麹にも、いくつかデメリットがあります。

塩分が高いため、使いすぎには注意

使いすぎると、かえって健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、1日大さじ1杯を目安に。

常温保存NG。必ず冷蔵庫で保存

作ったら必ず冷蔵保存。発酵が進みすぎると酸味が強くなります。

賞味期限は冷蔵で2~3か月が目安

塩麹は冷蔵で2~3ヶ月が目安。香りや見た目に異変を感じたら使用を控えましょう。

塩麹を作るなら「Kojiko」がおすすめ!

「そもそもヨーグルトメーカーが家にない」「塩麹作り、ヨーグルトメーカーを使ってもちょっと面倒そうだな…」と感じた方には、Kojikoがおすすめです!

Kojikoは、麹を粉末化した新しい商品。水に溶かすだけで簡単に塩麹ベースが作れるため、以下のメリットがあります。

  • 麹の計量・ほぐし作業不要
  • 常温保存でき、使いたい分だけ使える
  • 難しい温度管理にも強く、安定発酵が可能
  • 時短&失敗知らずで、初心者にも安心

初心者の方でも、Kojikoなら手軽に塩麹作りが楽しめます。特に「短時間で気軽に作りたい」という方にぴったりです。

ヨーグルトメーカーが家にない方は、Kojikoを使ってみませんか?

ヨーグルトメーカーがあれば、誰でも簡単に塩麹を手作りできます。発酵温度40度・発酵は6~8時間を守ることで、ふっくら甘みたっぷりの塩麹が完成します。

さらに、麹を粉末化した新発想の「Kojiko」を使えば、もっと手軽に、もっと失敗知らずに、塩麹を楽しむことができます。

家族の健康を守りたい方、腸活に取り組みたい方、美味しい手作り調味料を使いたい方へ。

ぜひ、ヨーグルトメーカーやKojikoを活用して、毎日の食卓を豊かにしていきましょう。