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麹ラボ
2023.12.22

麹は腸活におすすめ|忙しくても簡単に取り入れる方法を解説

「麹が腸活に良いって聞くけど本当なの?」

「そもそも作るのが大変そう」

などのお悩みを抱えていませんか?

麹は腸活におすすめなだけではなく、美肌や疲労回復など、メリットがたくさんあります。

ここでは、麹の栄養素やパワーの知識はもちろん、腸活に麹がおすすめな理由、簡単に毎日の生活で取り入れられる方法を紹介しています。

普段の食生活を振り返りながら、明日からの腸活の参考にしてみてください。

1.麹と腸活の関係性

健康や美肌につながる腸活は、たくさんの健康志向の方に支持されています。ただ、「腸活には麹がおすすめ!」と耳にしていても、なぜ麹が効果的なのか知らずに取り入れている人もいるでしょう。

実は麹は、日本醸造学会によって、日本の食文化に麹菌が欠かせないということで、日本の国菌として認定されています。日本食の柱のような食材なのです。

まずは、2つの観点で麹の働きを紹介していきます。

  • 麹のパワー
  • 麹の栄養

1.麹のパワーについて

麹の健康パワーは、代謝の活性化や疲労回復、美肌、免疫力の活性化など、体にたくさんのメリットをもたらします。なぜなら麹に含まれる”酵素”の数は、30〜100種類以上も含まれているからです。

酵素とは、体の中でおこるほぼすべての化学反応に使われるキーマンです。酵素は体内で作り出されるものもあれば、食事から摂取することもできます。ただ、酵素はだいたい1種類につき1つの役割しか持っておらず、糖を分解できる酵素は糖しか分解できず、脂質やたんぱく質は分解できません。そのため、人の体内には約5000種類もの酵素が存在しているといわれています。

普段の食生活でたくさんの酵素をとるには、いろいろな種類の食べ物を摂取しなければいけないですが、普通の食事だけでは難しいです。そこで麹を食事に取り入れることで、足りない分の酵素を簡単に補うことができるのです。

麹に含まれているとわかっている酵素の種類でいうと、次の5種類に分けられます。

  • アミラーゼ類
  • セルラーゼ類
  • プロテアーゼ類
  • リパーゼ類
  • ペクチナーゼ類

すべての酵素群が腸での分解や腸内環境の正常化に貢献するので、麹は腸活におすすめなのです。

2.麹の栄養について

麹は栄養素が豊富な食品でもあります。まずは文部科学省が「食品成分データベース」で公開している成分表をご覧ください。

100gあたりの成分

米麹精白米(おこめ)
エネルギー260kcal156kcal
たんぱく質5.8g2.5g
脂質1.7g0.3g
炭水化物59.2g37.1g
ビタミンB10.11mg0.02mg
ビタミンB20.13mg0.01mg
葉酸71㎍3㎍
ビオチン4.2㎍0.5㎍
水溶性食物繊維0.2g0g
不溶性食物繊維1.2g0.3g
出典:食品成分データベース|文部科学省

普通の白米と米麹の栄養成分を比較してみましょう。エネルギーや炭水化物量が多いので、ダイエットを気にされている方には少し気がかりかもしれません。でもそれ以上に、体に良いとされるビタミンBや、妊婦さんに嬉しい葉酸、美肌につながるビオチン、そして腸内環境を整える食物繊維が明らかに多く含まれています。

栄養成分の観点で見ても、麹は腸活にも健康にもおすすめな食品なのです。

2.麹が腸活におすすめの理由

さきほど、麹に含まれる食物繊維が腸内環境を整えるとご紹介しましたが、なぜかわかりますか?一般的にも食物繊維をとればお通じが良くなる、などがいわれていますが、麹は腸内環境を整えるだけではなく、免疫力が上がったり太りにくくなったりと、嬉しい効果があります。

ではなぜ、麹のパワーは腸活におすすめなのか、順番にみていきましょう。

1.オリゴ糖によって腸内の善玉菌が増える

麹は酵素のチカラででんぷんを分解し、でんぷんよりも小さな糖のかたまりであるオリゴ糖にします。オリゴ糖が腸内環境を整える効果について、厚生労働省e-ヘルスネットには、下記のような内容が掲載されています。

「オリゴ糖はビフィズス菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌の栄養源となってそれらを増やす効果があり、特定保健用食品として認められています。」

引用:e-ヘルスネット

つまり、麹を摂取することで腸内環境を整える働きを持つ善玉菌のエサとなるオリゴ糖が増え、それによって腸内環境が改善されていくというメカニズムです。

腸内環境を整えると、便秘や下痢になりにくくなったり、免疫力が上がったり、太りにくくなるなど、嬉しい効果がいっぱいです。

2.食物繊維が腸内細菌のエサになる

腸活において食物繊維は必要不可欠な栄養です。オリゴ糖だけではなく、食物繊維も善玉菌のエサになります。食物繊維をバランスよく取ると便秘改善につながるので、腸活には欠かせません。

食物繊維の理想的なバランスは、水溶性:不溶性=2:1だといわれています。ただ普段の食生活で野菜をたくさん食べていても、不溶性食物繊維の割合が増えてしまい、水溶性食物繊維が不足しがちになってしまいます。

その不足を補うために、おすすめなのが麹です。他にも水溶性食物繊維の多い改装などと、バランスよく組み合わせていきましょう。

3.麹による腸活の難点

麹が腸活におすすめの理由がここまででわかっていただけたかと思いますが、どうしても麹を腸活に取り入れるには難点があります。

  • 作って保存するまでが大変
  • レパートリーが少なくて飽きる

麹が持つ栄養や効果など、おすすめ要素が満載ですが、実際料理するとなると、どうなのかが気になるものです。

では上記であげた難点について、把握するために順番に紹介していきます。

1.作って保存するまでが大変

麹は温度の変化に敏感で、常に保存には気を配ってあげる必要があります。米麹を例に紹介すると、温度管理次第で下記のような状態になってしまう恐れがあります。

  • ふわふわ感がない
  • 蒸し米のような感じがする

米麹を1から作ろうとすると、上記のような状態になる恐れがあり、完成まで時間がかかってしまいます。

ただ、ふわふわ感のなさや蒸し米のような感じがしても、失敗しているわけではありません。

とは言え、せっかく作るなら美味しいものを完成させたいものです。うまくいかないと完成まで24時間以上もかかってしまい、大変と感じてしまうでしょう。

2.レパートリーが少なくて飽きる

麹を使った料理として代表的なのが、塩麹を使った野菜の塩麹漬けです。野菜の浅漬けにするため、きゅうりや白菜など、好みの野菜を漬け込むだけなので簡単です。

ただ手軽とは言え、レパートリーを増やすのにしても野菜を変えたり、和え物に活用したりで飽きてしまう人も少なくないでしょう。

せっかく腸活にメリットの多い麹も、日々の食生活に取り入れるには、レシピを調べるところから始まってしまいます。

4.麹を使った腸活で手っ取り早く取り入れる方法

先述した通り、麹を作るとなると、手間と時間がかかってしまい、ハードルの高さを感じる方も少なくないでしょう。

それだけではなく、作るまでの過程や保存状態が清潔な状態でないと、雑菌が繁殖する恐れもあります。

忙しい現代社会だからこそ、手軽で安心安全な麹を取り入れたいものです。

普段の食事で手軽に麹を取り入れるなら、保存や調理がしやすいKojikoがおすすめです。Kojikoは現代人の食生活に麹を取り入れやすいように、はじめて麹を粉末状にすることに成功したブランドです。

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5.まとめ

今回、麹を使った腸活を考えている方に向けて、手軽に取り入れる方法もあわせて紹介しました。

忙しい日々を送る現代社会において、健康に意識を向けられていない方も少なくないでしょう。ただ、麹は腸活にとってメリットばかりです。腸内環境が改善されたり、、豊富な栄養素が体にいい影響をもたらしてくれたりと、腸活だけではなく美容にも大活躍です。

この記事をご覧いただいたみなさまには、ぜひ今以上の健康的な生活を送っていただくための商品作りに力を入れています。

麹についてのお困りごとや気になる点などあれば、お気軽にkojikoへお問い合わせください。