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麹ラボ
2024.6.21

麹のスキンケアでシミ対策!効果と方法を徹底解説

最近、麹を使用したスキンケアが注目を集めています。麹には美肌効果があり、特にシミやくすみに対して効果的といわれています。

この記事では、麹スキンケアの効果とおすすめのスキンケア方法について詳しく解説します。麹を活用したスキンケアについて気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

麹のスキンケアとは?

近年、自然由来の成分を使ったスキンケア製品が注目を集めていますが、その中でも特に話題となっているのが「麹スキンケア」です。

日本の伝統食品である麹は、古くから健康や美容に良いとされてきました。麹がどのようにスキンケアに役立つのか、基礎知識から解説していきます。

麹の基礎知識

麹とは、米や麦、大豆などの穀物に麹菌を繁殖させた発酵食品です。特に米麹は、味噌や醤油、甘酒など、日本の伝統的な発酵食品の製造に使われてきました。

麹菌は酵素を生成し、発酵過程でアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分を豊富に生み出します。これらの成分は、健康を維持するだけでなく、肌にも多くのメリットをもたらします。

麹スキンケアで期待できる効果

麹スキンケアは多岐にわたる美容効果を提供します。ここでは、特に注目されているいくつかの効果について詳しく説明します。

シミ・そばかす・くすみ緩和

麹にはメラニン生成を抑える成分が含まれており、これがシミやそばかす、くすみの緩和に役立ちます。具体的には、麹に含まれるコウジ酸がメラニン生成を抑制し、シミの原因となるメラノサイトの活性を抑える働きがあります。

定期的に麹スキンケアを行うことで肌のトーンが均一に整いやすくなり、肌の明るさや透明感アップが期待できます。

抗糖化作用

糖化は肌の老化を進める原因の一つです。糖化とは、体内の糖分がタンパク質と結びつき、AGEs(終末糖化産物)という老化物質を生成する現象です。

AGEsは肌の弾力を失わせ、シワやたるみの原因となります。麹に含まれる成分は、この糖化を抑制する働きがあるとされ、これにより肌のハリや弾力を保つことが期待されます。

抗酸化作用

麹には抗酸化物質が豊富に含まれており、これが肌を外部の刺激から守ります。抗酸化作用により、活性酸素の影響を受けにくくなり、肌の老化防止をサポートします。

特に、紫外線や大気汚染などの環境要因から肌を若々しく守るためには、抗酸化作用は重要です。麹のスキンケアを続けることで、肌の健康を維持し、若々しい状態を保つ効果が期待できます。

肌のバリア機能アップ

麹のスキンケアを続けることで、肌のバリア機能が強化されます。肌のバリア機能は、外部からの刺激や有害物質から肌を守る重要な役割を果たします。

麹に含まれる成分は、肌の保湿力を高め、バリア機能をサポートします。これにより、敏感肌の改善にもつながります。特に乾燥しやすい季節や環境にいる方にとって、麹スキンケアはおすすめです。

麹を活用したおすすめスキンケア

麹を造る職人達の素肌が美しいといわれているように、麹をスキンケアに活用することで健康的できれいな素肌を目指すことができます。ここでは、麹を活用したおすすめのスキンケア方法をご紹介します。

化粧水

麹化粧水は天然由来の保湿・美白成分が含まれています。人によっては麹の香りで使いづらいと感じる方は、普段使っている化粧水に混ぜても使用しても問題ありません。

麹化粧水は顔だけでなく、全身にくまなく使える天然由来の化粧水です。ただしアレルギー症状が出る可能性もあるため、初めて使う際はパッチテストを行いましょう。

麹パック

パウダー麹10gに対してぬるま湯(40~55℃)15㏄を馴染ませ、洗顔後に顔に塗り広げて5~10分ほどおきます。麹100%で作られたパックのため、口に入っても安心です。

スキンケア商品の香りが苦手でも、麹パックならお米のような自然の甘い匂いがやみつきになるという口コミも寄せられています。

公式Instagramの方で詳しい作り方を載せています!

入浴剤

お湯200mlに対して麹パウダー40gを入れるだけで、保温効果がアップします。保温効果が上がると新陳代謝が上がるだけでなく、保湿効果も期待できます。

さらに、麹の力でシミやくすみへの美白効果へのアプローチも可能です。パウダー状の麹なら、自宅の湯船にさっと入れてお湯に馴染ませるだけなので簡単に始められます。

手作り麹化粧水のレシピ

1. 麹をほぐす

板状に固まった乾燥麹を使う場合は、しっかりと念入りにほぐしておくことが大切です。固まりを解すことで、麹菌が均一に働きやすくなります。

2. 麹を温水に浸す

ボウルに麹と60℃のお湯200㏄を入れてよくかき混ぜます。混ぜた後は2~3時間ほど常温で放置しておきましょう。

麹菌は45℃から60℃の温度で最も活発に働くため、お湯が熱すぎると麹菌が死んでしまい、冷たすぎると麹菌の活性が低下します。この工程ではお湯の温度に注意しましょう。

3. 発酵器の使用

発酵器を持っている方は、40℃程度に設定して発酵器の中で寝かせておくとさらに効果的です。発酵器を使うことで、一定の温度を保ち、麹菌の働きをより安定させることができます。

4. 麹を濾過する

麹を2〜3時間程度寝かせたら、清潔なガーゼや布巾を使って麹を濾過します。濾過した麹はガーゼのような清潔な布に包み、輪ゴムで縛れば入浴剤としてお風呂に入れることもできます。

5. 麹化粧水の完成

濾過した液体が麹化粧水です。多めに作ってしまった場合は、冷凍保存も可能です。冷凍保存した化粧水は、使用する際に冷蔵庫で解凍してからお使いください。

7. 化粧水の使い方と保管

今回ご紹介した分量は、1週間使っても余ることがあるため、コットンパックにしたり、全身にたっぷり使用することをおすすめします。使用後は冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切るようにしてください。

手作りの際の注意点

麹化粧水がすべての肌に合うわけではありません。初めて使う場合は、必ず目立たない部分でパッチテストを行い、肌に異常がないか確認してから使用しましょう。

麹スキンケアの注意点

麹のスキンケアを始める前に、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。特にアレルギーのリスクや、使用前に確認すべき事項について理解しておくことが大切です。

アレルギーのリスク

麹にはアレルゲンとなる成分が含まれている場合があります。特にお米アレルギーを起こしたことがある方は、麹のスキンケア製品を使用する前に注意が必要です。

アレルギー反応は、赤み、かゆみ、腫れなどの症状として現れることがあります。初めて麹スキンケア製品を使用する場合は、必ずパッチテストを行い、安全性を確認してください。

使用前に確認すべきこと

麹のスキンケア製品を使用する前には、成分表をしっかりと確認し、自分の肌に合うかどうかを判断することが大切です。また、製品の保存方法や使用期限にも注意を払い、安全に使用するようにしましょう。

特に手作りの麹化粧水の場合は、保存料が含まれていないため、保存期間が短くなります。冷蔵庫で保存し、1週間以内に使い切ることを心掛けてください。

まとめ

麹を使ったスキンケアは、シミや美白、保湿など多くの美容効果が期待できます。市販の麹化粧水の中から自分に合ったものを選ぶことや、手作りして自分だけのオリジナル化粧水を作ることも可能です。自分に合った麹スキンケアを見極めて、健康的に美肌を目指しましょう。

Kojikoでは、美肌サポートにも活用できる高品質な麹を誰でも使いやすいようパウダー状にして販売しています。いつまでも健康で若々しい肌を目指したい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。