KojiLabo

麹ラボ
2026.1.25

企業向け解説|麹粉(Kojiko)がオリジナル商品開発で選ばれる理由

発酵食品や麹の価値が見直される中で、「麹を使ったオリジナル商品を作りたい」とのご相談が、企業の方から増えています。健康志向や本物志向が高まる中で、麹のポテンシャルに注目が集まっていることを日々肌で感じています。

しかし、いざ商品開発の現場でお話を伺うと、「レシピ設計が難しい」「製造現場に組み込みづらい」「小ロットでは対応してもらえない」といった壁があることも見えてきました。特に、原料として麹を扱う場合は、品質だけでなく使いやすさや再現性、相談できる体制まで含めて検討する必要があります。

こうした現場のリアルな課題を解決し、「原材料として、とことん使いやすいこと」を追求しているのが、粉末麹「Kojiko」です。現在は飲食店や食品メーカー様だけでなく、美容やペット分野など、多種多様な商品開発のパートナーとして選んでいただいています。

本記事では、Kojikoが企業のオリジナル商品やOEM開発においてどのように使われているのか、原材料として選ばれている理由を解説します。

麹粉(Kojiko)とは?企業の商品開発に向いている理由

Kojiko(麹粉)は、麹づくりの工程そのものから見直し、「原材料として使いやすいこと」を前提に設計された粉末麹です。家庭での手軽さだけでなく、飲食店や食品メーカー、各種商品開発の現場で扱いやすい形を目指して開発しました。

麹づくりは「お米選び」から始まっている

Kojikoの麹は、愛知県・奥三河で育てられたお米を使用しています。麹の味や香り、そして甘みの質を決めるのは、製麹の技術はもちろん、原料となるお米そのものの質です。

原材料段階から管理することで、商品開発において求められる「安定した風味」と「再現性」を支えています。

精白70%が生み出す、上質で雑味の少ない甘み

私たちが何よりこだわっているのが、お米の磨き方です。使用するお米は、贅沢にも表面の70%を削り落とした「精白70%」の状態。雑味の元となる外側を徹底して磨き上げ、お米の芯にある「芯白」のみを贅沢に使用しています。

この妥協のない設計により、驚くほどクリアで品のある甘みが生まれます。

  • 他の原料と合わせても香りを邪魔せず、本来の風味を際立たせます。
  • 雑味がないため、調味料・菓子・加工食品など、ジャンルを問わず幅広い用途に馴染みます。

まさに、料理や製品の質を裏側から一段引き上げる「純白の黒子」のような存在です。

※精白70%とは:お米の表面70%を贅沢に削り落とし、中心部の30%のみを使用していることを意味します。この高度な精米により、麹特有の重い匂いや雑味を排除しています。

酒蔵で丁寧に製麹された原料を、Kojikoが原材料化

Kojikoで使用している麹原料は、愛知県の銘醸蔵・関谷酒造で製麹されたものです。吟醸工房として整えられた麹室のもと、熟練の蔵人が麹の状態や酵素の働きを細かく見極めながら、手作業で丁寧に仕上げています。

酒造りの現場で長年培われてきた製麹技術と、厳格に管理された環境。その品質に信頼を置き、Kojikoでは原料となる麹を分けていただいています。

麹の特性を理解したうえで行う、Kojiko独自の粉末化工程

こうして酒蔵で丁寧に造られた繊細な麹を、原材料として使いやすい形に仕上げているのがKojikoの役割です。

麹は熱や加工条件によって酵素の働きが変化しやすい原料です。そのためKojikoでは、麹の特性を理解したうえで、酵素への影響を最小限に抑える少量製粉を行っています。

素材本来の風味や働きを損なうことなく、料理や製品の品質を一段引き上げる原材料へ。それが、Kojikoが目指す「粉末麹」です。

「使いやすさ」を追求して生まれた麹粉

Kojiko誕生の背景には、「麹は魅力的だが、使うまでの工程が多く、手間がかかる」という現場の声がありました。

酒蔵での研修や、外食事業での製麹・メニュー開発を通じて麹に向き合ってきた経験から、“そのまま使える麹”という発想にたどり着き、粉末化という形に行き着きました。

その結果、

  • 原材料としてすぐに使える
  • 試作・配合テストがしやすい
  • 小ロット開発にも向いている

という、企業の商品開発に適した麹原料が生まれています。

Kojikoが「原材料」として企業に選ばれる理由

Kojikoは、完成品としての麹商品ではなく、企業の商品開発に使われる「原材料」としてお声掛けいただくことも増えてきました。そこには、品質だけではない理由があります。

小ロットから試せる、商品開発前提の供給体制

商品開発の初期段階では、「いきなり大量ロットは難しい」というケースがほとんどです。

Kojikoでは、小ロットでの提供に対応しており、試作や配合テストから無理なくスタートできます。

  • まずは少量で試したい
  • レシピ検討段階で使いたい
  • 社内検証用に導入したい

こうした開発フェーズに合わせた使い方ができる点が、原材料として選ばれている理由のひとつです。

レシピ・配合相談まで含めたサポート

Kojikoの特長は、原料を供給して終わりではありません。「どう使うか」まで一緒に考える姿勢を大切にしています。

酒蔵での製麹研修や、外食事業でのメニュー開発を経験してきた代表が、営業と製造の両方に関わりながら、用途や目指す味に応じた配合や使い方の相談に対応しています。

実際に、

  • 調味用途での配合設計
  • パン・菓子への練り込み方
  • 加工工程を考慮した使い方

など、具体的なレシピ相談から商品開発が始まるケースも少なくありません。

食品から非食品まで、用途を限定しない原材料

Kojikoは、食品用途に限らず、さまざまな分野の商品開発に原材料として使われています。

  • 飲食店での味付け用原料
  • パン屋・菓子店での製品開発
  • 食品メーカーとのコラボ商品
  • 美容分野(フェイス・フットパック)
  • ペットフード

用途を限定せず使えるのは、粉末化によって配合設計の自由度が高く、他原料との組み合わせがしやすいためです。

酒蔵出身の視点で、原料と真剣に向き合う

Kojikoの代表は、酒蔵での研修や現場経験を通じて、製麹・糖化・酵素特性と向き合ってきました。

現在も、「この用途にはどの配合がいいか」「もう少し甘みを引き出せないか」と、自ら試作・検証を重ねています。

原材料としての麹を深く理解しているからこそ、開発現場の目線で話ができることが、企業担当者からの安心感につながっていると考えています。

共同開発・OEMにも柔軟に対応

Kojikoでは、原材料提供にとどまらず、コラボ商品や共同開発、OEM案件にも対応しています。

「完成形が固まっていない」「まずは一緒に考えてほしい」そんな段階からの相談も歓迎しています。

原料・製造・配合のバランスを見ながら、現実的な形で商品化を目指せる体制を整えています。

Kojikoの原材料・OEM活用例

Kojikoは、特定の用途に限定した原料ではありません。これまでに、食品・非食品を問わず、さまざまな現場で原材料として活用されてきました。

ここでは、「事例」と呼ぶほど固まっていないものも含めて、実際の活用シーンをご紹介します。

飲食店での味付け・仕込み用原料として

飲食店では、調味や下味付けの用途でKojikoが使われています。

  • ソースやタレへの配合
  • 肉・魚の下処理
  • 仕込み工程での旨み・甘みの補助

粉末のため、仕込み工程に組み込みやすく、味の再現性を保ちやすい点が評価されています。

パン屋・菓子店での製品開発

ベーカリーや菓子店では、生地やクリーム、フィリングへの練り込み原料として活用されています。

  • 甘みの設計
  • 風味の奥行きづくり
  • 素材感を活かした商品づくり

発酵素材でありながらクセが出にくいため、既存レシピの延長線で試作しやすい点が特長です。

食品メーカーとのコラボ・共同開発

食品メーカーとのコラボ商品や、原材料としての共同開発実績もあります。

中には、フジパン株式会社とのコラボ商品のように、スーパーに陳列される商品として世に出たケースもあります。

詳細を公開できない案件も多いですが、企画段階から原料として関わり 用途に合わせた使い方を一緒に検討しています。

美容・ウェルネス分野での活用

食品用途に限らず、エステサロンと共同で開発した顔・足用のパックなど、美容分野での活用例もあります。

粉末原料のため、

  • 配合調整がしやすい
  • 他素材と組み合わせやすい

といった点が、非食品分野でも活かされています。

ペットフードへの応用

麹は、酵素を多く含む発酵素材であり、消化を助け、食事の負担を軽減する素材として注目されています。そのため、腸内環境や食べやすさを意識したペットフードの設計において、補助的な原材料として検討されるケースがあります。

粉末状のため、

  • 既存フードへの配合
  • レシピ調整
  • 添加量のコントロール

がしやすく、ペットフード製造の工程にも組み込みやすい点が評価されています。

まだ形になっていないコラボ・共同開発も

Kojikoでは、商品化に至っていない試作・共同開発も数多く行っています。

  • まずは原料として試してみたい
  • アイデア段階で相談したい
  • 配合テストだけしたい

こうした段階から関わるケースも多く、「完成していない事例」があること自体が、開発前提の原料である証だと考えています。

Kojikoを使った商品開発・OEMの進め方

Kojikoでは、原材料の提供に加えて、商品開発やOEMを前提とした相談にも対応しています。

「何から始めればいいかわからない」「まだ商品イメージが固まっていない」そんな段階からでも進められるよう、開発の流れをシンプルにしています。

Step1:用途・イメージのヒアリング

まずは、

  • どのような商品を検討しているか
  • 食品か非食品か
  • 想定している販売形態やロット

などをお伺いします。

具体的なレシピや仕様が決まっていなくても問題ありません。「こんなことができるか知りたい」という相談からスタートするケースも多くあります。

Step2:原材料としての使い方・配合の検討

用途に応じて、Kojikoの配合量や使い方を一緒に検討します。

  • 味や風味への影響
  • 他原料との相性
  • 加工工程への組み込み

など、実際の製造現場を想定しながら、無理のない原材料設計を行います。

Step3:小ロットでの試作・検証

Kojikoは小ロット対応が可能なため、いきなり量産に入る必要はありません。

試作や社内検証を通して、味・使い勝手・品質を確認しながら、商品化に向けて調整を進めていきます。

Step4:商品化・OEM・継続供給へ

方向性が固まれば、OEMや共同開発として商品化を進めることも可能です。また、原材料として継続的に使用したい場合は、供給方法やロット、納期についても相談できます。

「原材料として長く使えるか」という視点で、現実的な形を一緒に検討します。

Kojikoはこんな企業・事業者に向いています

Kojikoは、すべての事業者に向けた原材料ではありません。一方で、以下のような考えや課題を持つ企業・事業者には、特に相性の良い原料です。

オリジナル商品を開発したい企業・ブランド

  • 他社と差別化できる原材料を探している
  • 既製品ではなく、自社らしい商品を作りたい
  • 原料の背景やストーリーも重視したい

こうした商品開発において、麹という日本由来の素材と、粉末原料としての使いやすさは、企画・設計の幅を広げてくれます。

原材料として麹を検討している食品・ペット関連事業者

  • 調味・加工食品
  • パン・菓子・ベーカリー
  • ペットフード・ペット向け商品

すでに麹に興味があり、「どう使えばいいか」「現場で扱えるか」を重視している事業者にとって、Kojikoは試しやすい原材料です。

小ロット・試作から商品開発を進めたい方

  • いきなり量産は難しい
  • まずは試作・検証から始めたい
  • 社内提案用のサンプルが必要

Kojikoは小ロット対応が可能なため、商品化前提の検証フェーズにも無理なく導入できます。

原料選定やレシピ設計から相談したい企業担当者

  • 配合設計に不安がある
  • 原材料の扱いに慣れていない
  • 「相談できる相手」が欲しい

原材料を渡されるだけではなく、一緒に考えるパートナーを求めている場合にも向いています。

まずは試作・原料相談から始めてみませんか

Kojikoでは、「すでに商品企画が固まっている企業」だけでなく、構想段階・検討段階からの相談も歓迎しています。

  • 原材料として使えるか知りたい
  • どんな商品に向いているか聞いてみたい
  • 少量で試してみたい

そんな一歩目の相談から、商品開発やOEMにつながってきたケースが多くあります。

酒蔵での経験を持ち、製造と営業の両方に関わる立場だからこそ、机上の話ではなく、現実的な商品開発の視点でお話しできます。少しでも可能性を感じていただけたら、まずはお気軽にご相談ください。