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麹ラボ
2025.5.10

米麹をお肌に塗った時の美容効果って?米麹を使った化粧水の作り方も紹介

一般的に食生活に取り入れる米麹ですが、お肌に塗ることで効果が得られるのか気になりますよね。

近年米麹を使用したスキンケアは注目を集めており、米麹をお肌に塗ると美白効果やシミ・くすみの予防効果など、さまざまな美容効果が得られます。ただ、米麹をお肌に使う場合はそのまま使用するのではなく、化粧水にして使用する必要があります。

本記事では、米麹をお肌に塗った時の美容効果や米麹を使った化粧水の作り方について解説します。

米麹はお肌に塗っても効果あり?

米麹とは、蒸した米に麹菌を繁殖させ、発酵させた伝統的な発酵食品です。味噌や醤油、日本酒、甘酒などの原料として、日本の食文化に欠かせない存在となっています。

米麹には、健康や美容に良いとされる酵素やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、近年ではその健康効果の高さが注目されています。そのため一般的には食生活に取り入れられることが多いですが、お肌に塗ることでスキンケアとしても活用可能です。米麹に含まれる栄養成分が、お肌にも多くの健康効果をもたらします。

米麹をお肌に塗った時の美容効果

米麹を使ったスキンケアは、主に以下のような美容効果が期待できます。

  • シミ・くすみの予防
  • 肌荒れの防止
  • 抗酸化作用

それぞれ詳しく解説します。

シミ・くすみの予防

米麹には、美肌成分の一つである「コウジ酸」が含まれています。コウジ酸は、シミの元となるメラニンの働きを抑制する効果があり、シミ・くすみの予防に効果があります。

皮膚に紫外線が当たると皮膚を守る為にメラニンが作り出されますが、メラニンが発生しすぎてしまうとシミやくすみの原因となってしまいます。通常は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって古い角質と一緒にメラニンも排出されますが、外部の影響で過剰に作られてしまうと排出しきれず、シミやくすみとなって現れてしまうのです。

しかし、コウジ酸をお肌に塗ることでメラニンの活性化を抑制し、シミやくすみの発生を抑えてくれます。また、細胞の白色化の作用効果もあるので、美白効果も期待できます。

肌荒れの防止

米麹を肌に塗ることで、肌荒れの防止にもつながります。

肌の潤いは、「皮脂」「角質細胞間脂質」「天然保湿因子」の3つで保たれています。約80%は角質細胞間脂質が占めており、残りは角質層の天然保湿因子と皮脂が守ってくれています。この3つのいずれかが不足すると、お肌がつっぱる感覚になってしまったり、カサカサしたりする原因となってしまうのです。

しかし、米麹には天然保湿因子の成分であるアミノ酸が豊富に含まれており、お肌に塗ることで潤いを高めてくれます。また、天然保湿因子には、外部からの刺激や有害物質からお肌を守るバリアのような役割もあります。スキンケアに使うことで、お肌を強く保つことが期待できます。

抗酸化作用

米麹には、ビタミンB郡やビオチンなどの抗酸化物質が豊富に含まれており、抗酸化作用が期待できます。

抗酸化作用とは、活性酸素が身体に及ぼす悪影響(酸化)を抑制する働きです。活性酸素とは、呼吸で取り込んだ酸素が一部変化して生成される物質で、身体の免疫機能を維持してくれる効果があります。しかし、過剰になると細胞にダメージを与え、お肌にシワやシミ、たるみを増加させる原因となってしまいます。

ただ、抗酸化作用のある食品や成分を取り入れることで、活性酸素の働きを抑えて身体の酸化を防ぐことが可能です。米麹を活用することで活性酸素の影響を受けにくくなり、お肌の健康を維持する効果が期待できます。

米麹を使った化粧水の作り方

米麹をお肌に塗ることでさまざまな健康効果が期待できますが、お肌に使う際は化粧水にして使用するのがおすすめです。ここからは米麹を使った化粧水の作り方を紹介します。

1.材料を揃える

まずは以下の必要な材料を揃えます。

  • 米麹 25 g
  • お湯 200㏄(60℃)

また、ボウルやガーゼが必要となるのであわせて準備しましょう。

2.米麹をよくほぐす

始めに固まっている米麹をよくほぐしましょう。固まりを解すことで、麹菌が均一に働きやすくなります。

3.米麹を60度のお湯に浸す

米麹をほぐしたら、ボウルに麹と60℃のお湯200㏄を入れて浸しましょう。満遍なく浸せるようにかき混ぜ、2〜3時間程度常温で置いておきます。

麹菌は45℃から60℃の間の温度でよく働きだします。お湯が熱すぎると菌が死んでしまい、反対に冷たすぎると麹菌が働きません。お湯の温度には十分注意しましょう。

もし発酵機がある方は、40℃程度に設定して機械の中で寝かせておくと効果的です。発酵器を使うことで一定の温度を保ち、麹菌の働きをより安定させられます。

4.ガーゼで米麹を濾過する

2〜3時間程度常温で置いた後、ガーゼで米麹を濾過します。濾過して出た水が化粧水として利用できます。麹の化粧水は単体で仕様すると麹の香りが強く、使いづらいこともあります。その場合は、普段使用している化粧水に少量混ぜて利用するのがおすすめです。

また、濾した米麹はガーゼに包んで輪ゴムでしばり、入浴剤として利用することが可能です。

5.肌に異常がないか確認したうえで使う

米麹の化粧水は、体質的に肌にあわない方もなかにはいらっしゃいます。肌にあわない方が使用すると、赤みやかゆみなどの症状が現れるおそれがあるので注意が必要です。

そのため、はじめは身体の目立たない部分でパッチテストをして、異常がないか確認したうえで使うようにしてください。

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まとめ

米麹には、健康や美容に良いとされる酵素やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、お肌に塗ることでスキンケアとしても活用可能です。米麹に含まれる栄養成分によって、シミやくすみの予防、肌荒れの防止など、多くの健康効果をもたらします。

お肌に使う際は化粧水にして使用するのがおすすめなので、今回紹介した化粧水をぜひ使ってみてください。

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