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麹ラボ

麹の選び方ガイド|麹初心者もカンタンにできるおすすめ麹レシピもご紹介

麹は、日本の伝統的な発酵食品の一つで、健康や美容にも効果的です。発酵食品としての麹は健康効果が高く、近年では美容や健康を意識する人々の間で注目されています。

麹にはさまざまな健康効果が期待されています。例えば、消化を助ける酵素が豊富に含まれており、消化不良や胃腸の調子を整えるのに役立ちます。また、ビタミンB群やミネラルが豊富で、疲労回復や美肌効果も期待できます。さらに、免疫力を高める効果もあり、風邪や感染症の予防にも役立ちます。

麹はスーパーや量販店で簡単に購入できますが、種類が多くてどれを選べば良いのか悩むことも少なくありません。

本記事では、麹の選び方やおすすめの米麹、スーパーで手に入る無添加・無農薬の商品、生米麹の購入方法について詳しく解説します。おすすめの麹商品を例に挙げて、初心者でも簡単に選べるポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

麹の選び方のポイント

麹を選ぶ際には、使いたい用途や目的に合わせて選ぶことが大切です。また、菌の種類や製法、添加物の有無などにも注意を払いましょう。

以下に、具体的な選び方のポイントを解説します。

使いたい用途で選ぶ

まず、麹をどのような用途で使いたいかを考えましょう。

例えば、味噌作りに使う麹、甘酒を作るための麹、漬物に使う麹など、用途によって適した麹の種類が異なります。

用途に合わせた麹を選ぶことで、より効果的に麹の力を引き出すことができます。

菌の種類に注目して選ぶ

麹にはさまざまな種類の菌が含まれています。販売されている麹によって含まれる菌の種類が違うため、味わいにこだわりたい方は商品に含まれる菌の種類をチェックしてみるのもおすすめです。

例えば、最も日本で利用されているアスペルギルス・オリゼ菌は味噌や醤油、酒造りに適しています。一方で、アスペルギルス・ソーエ菌は醤油の発酵に適しており、コウジカビ菌は甘酒や塩麹に使われます。使いたい用途に合わせて、適した菌の種類を選びましょう。

無添加・無農薬の麹を選ぶ

健康を意識するなら、無添加・無農薬の麹を選ぶことをおすすめします。添加物が含まれていない麹は、自然な発酵のプロセスで作られており、安心して利用できます。

また、無農薬の麹は、農薬の影響を受けずに育った米から作られているため、より安全で健康的です。

製法で選ぶ

麹の製法にも注目しましょう。生麹、乾燥麹、塩麹など、さまざまな製法があります。それぞれの製法によって、麹の保存方法や使い方が異なるため、自分のライフスタイルや使用頻度に合わせて選ぶことが重要です。

麹の種類と特徴

麹にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、生麹と乾燥麹について詳しく解説します。

生麹

生麹は、米や大豆などの原料に麹菌を付けて発酵させたものですが、乾燥させることなくそのままの状態で販売されます。乾燥麹に比べて水分が多く、保存期間が短いのが特徴です。冷蔵庫で保存し、購入後はできるだけ早く使うことが推奨されています。

生麹は、その豊かな風味と香り、そして高い酵素活性によって食材独自の旨味を引き出す効果があることから、多くの料理に利用されています。

生麹のメリット

生麹の最大のメリットは、その新鮮な風味と香りです。生きている生の麹のため、麹本来の香りと風味をそのまま楽しむことができます。これにより、料理に深みと複雑な味わいを加えることができます。

また、生麹は酵素が活性する力が高く、消化を助ける効果や、発酵によって生じる健康効果も期待できます。具体的には、腸内環境の改善、免疫力の向上、美肌効果などが挙げられます。

生麹のデメリット

一方で、生麹にはいくつかのデメリットも存在します。最大のデメリットは、保存期間が短いことです。乾燥麹と違って水分を多く含んでいるため、冷蔵保存でも数日から一週間程度しか持ちません。また、扱いが少し難しいため、初心者にはハードルが高いかもしれません。

乾燥麹

乾燥麹は、発酵後に水分を取り除くことで、保存期間を延ばしたものです。スーパーでよく見かけることが多いのは乾燥麹が多いことでしょう。

水分が少ないため、常温でも長期間保存が可能で、手軽に使えることから人気があります。麹の風味や酵素の働きは生麹に劣るものの、乾燥させることで扱いやすさが大幅に向上します。

乾燥麹のメリット

乾燥麹の最大のメリットは、その保存性と使いやすさです。保存期間が長く、常温で保存できるため、必要な時にすぐに使用することができます。

冷蔵庫や冷凍庫で保存することで、数ヶ月から半年以上持つこともあります。また、スーパーで手軽に入手できる点も魅力です。

乾燥麹のデメリット

乾燥麹は水分が少ないため、生麹に比べて風味や香りが劣ることがあります。また、酵素の活性も低下するため、発酵食品を作る際には生麹に比べて効果が弱くなる可能性もあるでしょう。

乾燥麹は使用前に水で戻す必要があるため、調理の手間が増えることがあります。ただし、適切な戻し方を覚えれば、風味を保ちながら利用することが可能です。

初心者でも扱いやすいパウダー麹もおすすめ

生麹や乾燥麹は保存方法に気を配ったり、水で戻したりしなければいけないため、日々の料理へ取り入れるのが面倒に感じてしまう方もいるかもしれません。

「Kojiko」ではそんな麹初心者のために、誰でも気軽に取り入れられるようパウダー状の麹を開発しました。パウダー状なので保存方法も楽ちん、保存期間も長く好きな時に使えるのが特徴です。

麹を使った簡単おすすめレシピ

ここでは、「Kojiko」のパウダー麹を使用したおすすめレシピをご紹介します。

麹からあげ

鶏肉1米に対してパウダー麹を小さじ1加えるだけで、いつもの下味でより深い旨味が味わえるだけでなく、さらにジューシー感がアップします。

麹肉じゃが

麹肉じゃがは、煮るときにパウダー麹を加えることで野菜とお肉を柔らかく仕上げることができます。でんぷん質が多いじゃがいもは、麹の酵素であっという間にホクホクに柔らかくなるため、煮込みすぎには注意が必要です。

まとめ

麹は、健康や美容に良い影響を与えてくれる発酵食品です。初めて麹を購入するなら、扱いやすく日々の食生活に取り入れやすい商品を選びましょう。

「Kojiko」のパウダー麹は高品質な麹を粉末化しており、初心者にもおすすめです。ぜひ、日常生活に麹を取り入れて、より健康的な生活を目指しましょう。