KojiLabo

麹ラボ
2023.12.28

美肌を目指す方必見!麹に期待できる4つの美容効果!

「何で麹は肌にいいって言うの?」

「麹にはどんな美容効果を期待できるの?」

「肌にいいとは聞くけどあまり馴染みがないし、手軽に取り入れる方法を教えて欲しい!」

上記のような悩みや要望に答える記事です。

この記事でわかることは下記のとおりです。

  • 麹に期待できる美容効果
  • 麹が美容に良いとされている理由
  • 毎日の生活に麹を取り入れる方法

また麹を取り入れたスキンケア方法も解説するため、すぐに実践できますよ。この記事を読むと麹に期待できる美容効果を知り、美肌を手に入れられるため、最後まで読んでみてください。

1.麹によって期待できる4つの美容効果

麹に期待できる美容効果は、主に下記の4つです。

  1. シミやくすみを改善する
  2. 乾燥を予防する
  3. 肌荒れを予防する
  4. 腸内環境を整える

1つずつ詳しく解説します。

1.シミやくすみを改善する

麹には肌を黒くしシミやくすみなどを発生させる「メラニン」を、減少させる効果が期待できます。厚生労働省が認めた美白成分の「コウジ酸」が、シミの原因のメラニンがつくられる「チロシナーゼ」の働きを抑制するためです。

またコウジ酸には肌が黄色っぽくなる「黄ぐすみ」予防にも良いとされているため、美白効果が期待できるのです。

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シミの原因となるメラニンはそもそも、チロシンにチロシナーゼという酵素が働きかけることで作られます。コウジ酸はチロシナーゼの活性を阻害するキレート作用という働きを持ち、チロシナーゼが活性を失うことで、メラニンの生成を抑制してくれます。

2.乾燥を予防する

麹はセラミドを増加させるため、肌の保水状態がよくなります。

セラミドは何層もの角層細胞同士のすき間を満たし、細胞同士や水分をつなぎとめている成分です。乾燥などの外部刺激から肌を守る「バリア機能」の主成分のため、肌に欠かせません。

麹はセラミド合成を活発化させます。そのため角層のセラミドが増え、水分保持力がアップし下記のような効果が期待できるのです。

  • 肌のキメが整う
  • 化粧ノリがよくなる
  • 毛穴の目立ちが改善する

乾燥は肌の大敵ですが、コウジ酸が水分を保ってくれるため乾燥も防いでくれます。

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麹成分を抽出して培養細胞に投与した研究によると、麹の成分が肌のセラミド合成に関与する酵素(グルコセレブロシダーゼ)の活性を増加させ、基底層で肌細胞の活性化を促したそうです。
参考:Identification of Rice Koji Extract Components that Increase β-Glucocerebrosidase Levels in Human Epidermal Keratinocytes

3.肌荒れを予防する

肌荒れを予防するのも、セラミドの働きによる効果です。セラミドのバリア機能は乾燥だけでなくホコリなどの汚れからも肌を守ってくれます。

もっと知りたい
紫外線などによって体内で活性酸素が活発になると、通常は抗酸化酵素が活性酸素を取り除いてくれるのですが、年齢などの要因により活性酸素の除去が追い付かなくなって、酸化すると肌トラブルを引き起こしやすくなります。コウジ酸には酸化を防ぐ働きも期待されています。

さらにコウジ酸には体の酸化を防ぐ「抗酸化作用」が期待できます。紫外線などによって体内で活性酸素が活発になると、通常は抗酸化酵素が活性酸素を取り除いてくれるのですが、年齢などの要因により活性酸素の除去が追い付かなくなって、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

4.腸内環境を整える

腸内環境を整えると、肌トラブルが改善する可能性があります。腸は美容と密接に関係しているためです。

麹は酵素のチカラででんぷんを分解し、でんぷんよりも小さな糖のかたまりであるオリゴ糖にします。オリゴ糖は腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やす効果があり、腸内環境を整える働きがあるといわれています。

腸内環境を整えると、便秘や下痢になりにくくなったり、免疫力が上がったり、太りにくくなるなど、嬉しい効果がいっぱいです。

2.麹が美容に良いとされている3つの理由

麹が美容に良いとされている理由は、主に下記の3つです。

  • 麹菌は国が認めた「国菌」
  • たくさんのビタミンB群
  • カリウムで肌トラブルやむくみを予防

美容への関係を詳しく解説します。

麹菌は国が認めた「国菌」

麹を作る際に使用する純度の高い「麹菌」は、日本以外の国にはありません。日本以外の国で麹菌を作る際は、原料の穀物にカビを自然繁殖させます。そのため空気中の、毒性のあるカビも混在した「麹」に仕上がり、純度が低い麹菌に仕上がります。

一方日本では、特定の麹菌がついた「種菌」を穀物に混ぜ、麹を作ります。麹菌のみが繁殖するように「温度・湿度」を管理し、麹菌が穀物に満遍なく繁殖するように繰り返し混ぜます。麹菌を自然繁殖させるのではなく、すべて人の手で管理して作るため、毒性がない「麹」に仕上がるのです。

日本の麹に毒性がない理由は「麹菌には毒を作る遺伝子が欠損している」ためです。毒性があると健康はもちろん肌にも悪影響を与える可能性があります。

日本の麹菌は「美白成分を厚生労働省が認めている」など、国から認められた「国菌」のため、毒性がないのはもちろん美容に良いとされています。

たくさんのビタミンB群

麹には複数のビタミンB群が含まれています。麹に含まれるビタミンBを下記の表にまとめました。

成分含有量
ビタミンB10.11mg
ビタミンB20.13mg
ナイアシン1.5mg
ナイアシン当量2.8mg
ビタミンB60.11mg
葉酸71ug
パントテン酸0.42mg
ビオチン4.2ug
出典:食品成分データベース|文部科学省

ビタミンBは「糖質や脂質を代謝する」など、エネルギーを作る成分です。そのため免疫機能や皮膚の健康にも関わっています。さらに血行促進効果もあります。

ビタミンBの、血行促進や代謝効果により老廃物の排出を促し、肌荒れやくすみの改善が期待できます。爪や髪の健康も守ってくれるため、積極的に摂取したい成分です。

麹に含まれるビタミンB群の、ひとつひとつは多くありません。しかしビタミンBには相乗効果があり、お互いの作用を助け合っています。麹を取り入れると8種類のビタミンBを同時に摂取できるため、美容効果を期待できます。

カリウムで肌トラブルやむくみを予防

麹には肌トラブルやむくみを予防してくれる「カリウム」が、61mg含まれています。カリウムは「必須ミネラル」の1つで、体内に存在する60〜70種類のミネラルのうち「生命を維持するうえで欠かせないもの」です。

カリウムは摂りすぎた塩分の排出を促します。塩分が排出されないと体内の塩分濃度を薄めようと体が水分を溜め込んだ結果、むくみにつながるのです。むくみは血の巡りを悪くします。そのため老廃物が溜まり、肌トラブルを引き起こします。

カリウムを摂取し便秘やむくみを防ぐと、老廃物を排出できるため美容効果を期待できるのです。

3.生活に麹を取り入れる方法

手軽に麹を生活に取り入れたい方は、食事で摂取するのをおすすめします。麹を使った主な食品は、下記の6つです。

  • 味噌
  • 醤油
  • みりん
  • 甘酒
  • 日本酒など

また麹に塩や醤油を発酵させる「塩麹・醤油麹」などもおすすめです。

麹に食材を漬け込むと、酵素の働きによって柔らかくなったり、食材本来の旨味が引き出されるなどの効果もあります。砂糖を使わなくても食材の甘さを引き出すため、健康にも良い効果が期待できます。

また、より手軽に取り入れたい方は「麹水」を作ると良いでしょう。

麹水の作り方

麹水は甘酒や塩麹のように発酵させる必要がないため、簡単に作れます。麹水の作り方は下記のとおりです。

材料や使うもの

  • 米麹:100g
  • 水:500ml
  • 不織布パック:1~2枚
  • 麹水を作る容器

作り方

  1. 不織布パックの中に米麹を入れる
  2. 不織布パックに入れた米麹と水を容器に入れる
  3. 冷蔵庫に入れて8時間待って完成

麹水は必ず冷蔵庫で保管し、3日以内に飲み切りましょう。また65度以上の熱を与えると酵素が破壊されるため、温めないようにします。

不織布パックに入れた米麹は「3回」まで、繰り返し使用できます。繰り返し使うと味や色が薄く感じる可能性がありますが、効果に変わりはありません。

使い終わった米麹は、不織布パックに入れたまま入浴剤として再利用するのがおすすめです。全身美肌になれる効果が期待できます。

麹の効果を実感するタイミングは個人差があります。そのため1ヶ月は継続して飲んでみましょう。

Kojiko

Kojiko(麹粉)を使えば、手軽に麹を取り入れられます。

Kojikoとは、弊社が「麹の魅力を広め、麹のある日常へ」との想いから、粉末化した麹です。Kojikoの商品ラインナップを下記の表にまとめました。

商品名内容量金額
麹粉プレーン100g1,200円
麹粉スパイスレッド50g1,000円
麹粉スパイスカレー50g1,000円
麹粉スパイス八丁味噌50g1,000円
麹粉スパイス塩麹50g1,000円
麹茶40g×5P1,000円
Bath Koji (プレーン)40g×52,300円
40g×104,500円

Kojikoは品質にとてもこだわっています。Kojikoの麹はすべて、奥三河関谷醸造の上質な環境で、蔵人の手で造られた「蓬莱泉(ほうらいせん)」のものを使用しています。さらに熱に弱い酵素に影響を与えない製法で、すべて弊社で製粉しているのです。

お米は玄米に近い外側を削り、芯白に近い部分を使用しているため、上質な甘味があります。

手間のかかる麹を粉末化したことで、手軽に取り入れられるようになりました。さらに「塩麹」などを作る際も通常は数日かかりますが、Kojikoは短期間で発酵させられるため1日で作れますよ。

簡単かつ早く発酵させられるため、手軽に使用できます。

4.「麹粉」を使ったスキンケア方法

Kojikoは美容用の麹粉も販売しています。美容用の麹粉を使ったスキンケア方法を「洗顔」と「フェイスパック」にわけて紹介します。

洗顔

泡洗顔ではなく「プレミアム麹 美容用」を溶かしたもので洗顔します。麹粉での洗顔は乾燥せずしっとりとした洗い上がりです。

昔から「杜氏(とうじ)の手は白くてなめらかで美しい」といわれています。杜氏は酒造りの最高責任者で、毎日麹を扱っているためだと考えられます。

メイクしない休日など、軽い洗顔で済む日に「麹粉洗顔」をしてみるのがおすすめです。お湯でのみで洗うよりはしっかりと洗顔でき、泡洗顔より軽く洗えます。

パック

プレミアム麹 美容用は「フェイスパック」にも使えます。麹粉パックの作り方は下記の2パターンあります。

プレミアム麹 美容用お湯(30~40℃)仕上がり
10g30gトロトロ
5g30gサラサラ

上記をこすらないように顔に乗せ「5〜10分」待ち、洗い流します。泡洗顔は不要です。肩までしっかりパックしたい方は「1:3」の割合で作るのをおすすめします。

お顔にも使えますし、ガサガサなかかとをふっくらきれいにも。

顔のパックに使用する前に「パッチテスト」をしましょう。肌に合わない場合、反対に肌が荒れてしまう恐れがあります。

5.まとめ

麹に期待できる「美容効果」は、主に下記の4つです。

  • シミやくすみを改善する
  • 乾燥を防止する
  • 肌荒れを防止する
  • 腸内環境を整える

国に認められた美白成分の「コウジ酸」がメラニンの増殖を防ぎます。さらに角層のセラミドが増えるため、乾燥やホコリなどの外部刺激から肌を守ってくれます。

麹菌は日本以外にない「国菌」です。麹菌には毒を作る遺伝子が欠損しているため、毒性はありません。

ビタミンB群もたくさん含まれています。血行促進や代謝効果により老廃物の排出を促し、肌荒れやくすみの改善が期待できます。さらに爪や髪の健康も守ってくれるため、全身に良い影響を与えてくれるのです。

美容に期待できる成分がたくさん含まれた麹を「手軽に取り入れてほしい」と粉末化したのが、弊社「Kojiko」です。一振りで使えるため、ぜひ一度使用してみていただけると幸いです。