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麹ラボ
2024.12.29

【飲む点滴】甘酒の効能は点滴レベル?甘酒の魅力とは

健康飲料としても人気の甘酒。その栄養価の高さから「飲む点滴」と呼ばれるほどです。

飲むだけで健康に効果がある甘酒。健康に効果があるだけではなく、飲み方も多様で様々な楽しみ方ができるのも甘酒の魅力!

この記事では甘酒の効能や栄養素、美味しい飲み方について解説します。食欲不振や夏バテ、冷え性などなど、体調の悩みを「飲む点滴」甘酒で吹き飛ばしてしまいましょう!

甘酒は誰でも飲めるソフトドリンク

甘酒は日本の伝統的な甘味飲料です。「酒」という名前ではあるもののアルコール含有量は何を原料とするかで変わります。甘酒は酒粕もしくは米麹から作られており、酒粕からつくられる甘酒はアルコールが含まれています。

米麹から作られる甘酒はアルコールは含まれていないので、アルコール度数は0%です。広く知られている甘酒は米麹からつくられているので、実はソフトドリンクに位置づけられます。

3月3日のひな祭りでは、子供の長寿を願いお清めの意味も込めて甘酒が振舞われるほど。子供にとっても安心して美味しく楽しめるのは嬉しいですね。

甘酒はなぜ「飲む点滴」といわれるのか?

甘酒には「飲む点滴」という異名があります。甘酒はなぜ飲む点滴といわれるのでしょうか。

そもそも点滴とは、体調不良が生じた際に病院で行うもの。食欲不振による栄養不足を補うために針を通じて体内に直接栄養素を送り込むことで、体調の回復を促します。

点滴の主成分は症状によって様々ですが、最もポピュラーな成分のひとつにグルコース(ブドウ糖)があります。ブドウ糖は人間にとって重要なエネルギー源です。

甘酒には豊富なブドウ糖が含まれるほか、ビタミンB群やミネラル、アミノ酸といった栄養素も豊富に含まれます。これらの栄養素を飲むだけで補給ができるため「飲む点滴」として認知されているのです。

「飲む点滴」甘酒を飲むメリット

栄養価が高く小さな子供でも飲める「飲む点滴」甘酒。

「たくさんの栄養素が入っていることは分かったけど、具体的にどんなメリットがあるの?」と感じる人もいるかもしれません。

ここでは「飲む点滴」のメリットを具体的に解説します。

甘酒を飲むメリット1.腸内環境の改善

甘酒には豊富な乳酸菌が含まれています。乳酸菌は腸内環境を整える役割を担い、消化トラブルを軽減します。暑い夏場に冷たいものを取り過ぎて疲れてしまった腸機能を回復させ、免疫を高める働きが期待できます。

甘酒を飲むメリット2.疲労回復効果

甘酒には、体の疲労回復に効果的なビタミンB群とアミノ酸が豊富に含まれています。

ビタミンBは体の栄養素を適切に循環させる潤滑油の様な働きがあり、アミノ酸は筋肉疲労の軽減やリラックス・安眠効果があると言われています。

甘酒ならではのほんのりと柔らかい甘味と相まって心も体も回復できること間違いなしです。

甘酒を飲むメリット3.美容効果

甘酒を発酵させる際に麹を用います。麹には「N-アセチルグルコサミン」という成分が含まれています。このN-アセチルグルコサミンには肌の保湿力やバリア機能を高める効果がある為、素肌を滑らかかつ健やかに保つことができるのです。

また、前述のとおり甘酒にはビタミンB2やB6といったビタミンB群が豊富に含まれます。ビタミンB群は肌や髪の毛の生成に不可欠なタンパク質の代謝を促進する作用があります。

肌の代謝促進により更なる美肌効果が期待できます。

「飲む点滴」甘酒を楽しもう!おすすめの飲み方5選

甘酒を飲むことで様々な嬉しいメリットがあることがわかっても

「子供の頃に飲んだけどあんまり美味しかった印象がない」

「サプリメントや健康食品で間に合っている」

など、甘酒をあまり身近に感じられない方もいるかもしれません。そんなあなたもきっと飲んでみたくなる、オススメの甘酒の飲み方について紹介します。

甘酒オススメの飲み方①冷やして飲む

「甘酒」というと何となく寒い季節にぽかぽかと体を温めるイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。「飲む点滴」とまで呼ばれる甘酒なので、体調を整えようと思うと体を温める為に飲む方が合点が行く人も多いことと思います。

しかしながら、暑い夏は冷たい飲み物が欲しくなるもの!甘酒は冷蔵庫で冷やしても美味しく飲むことができます。実際に、江戸時代では暑い夏の栄養補給として大衆から人気を集めていたといわれています。

近年においても、気温差や長時間クーラーの下で体がだるくなってしまった時は夏バテ防止に甘酒を飲むのがおすすめです。

甘酒オススメの飲み方②ほっこり温めて飲む

寒い季節には甘酒を温めてほっこり楽しむのがおすすめです。

甘酒を飲む温度は60度が最適とされ、この温度で酵素が最も活発に働きます。特に手作りの甘酒は酵素が豊富に含まれているため、60度程度に温めると健康効果をしっかり引き出せます。

また、甘酒はお湯や温めた豆乳で割ると、まろやかな味わいに。美容効果が高い豆乳との組み合わせは、女性にとってうれしい美容ドリンクとしても人気です。

甘酒オススメの飲み方③〇〇〇割り

甘酒の香りや麹の風味が苦手な方は、甘酒を薄めて割って飲むのがオススメです。

お水やお湯で割るのも良し、牛乳で割ってクリーミーにするのも良し。お気に入りの割り方を編み出してみるのも良いでしょう。

ちなみに筆者のオススメはカルピス割りです。カルピスの爽やかな酸味が甘酒に少しのキレを与え、清涼感を味わえます。麹の乳酸菌とカルピスの乳酸菌のW効果で消化促進や腸内環境改善効果アップも期待できます。

甘酒オススメの飲み方④フルーツと混ぜる

甘酒はフルーツとの相性も抜群です。「甘酒の効果は絶大なので習慣にしたいけど、そのまま飲むのはもう飽きた!」という方は是非試してみてください。

オススメのフルーツはマンゴーとイチゴです。両方とも手に入りやすいフルーツではないので、缶詰や他のデザートとの併用などでアレンジするのも良いかもしれません!

作り方は簡単です。

お好みのフルーツ・甘酒・水・氷・レモン果汁を少々をミキサーに入れスイッチオン。あっという間にフルーティーな甘酒ドリンクのできあがりです。

甘酒に含まれる栄養素だけではなく、フルーツに含まれるビタミンやミネラルなどでとっておきのエナジーチャージができるでしょう。

甘酒オススメの飲み方⑤凍らせてシャーベットにする

甘酒は凍らせて食べても美味しいのをご存じでしょうか。食欲が落ちてしまう夏場には冷たいものがほしくなる、という方は是非一度甘酒シャーベットを試してみてください。

普段食べているアイスを「飲む点滴」甘酒で作ることができれば、カロリーを抑えながら栄養補給もできて一石二鳥ですね。

オススメはレモンを使ったレシピです。

  1. レモンをよく洗う(ワックスや防腐剤も落ちるように)
  2. レモン汁を絞っておく
  3. レモンの皮を細切りにする
  4. フリーザーパックに、2と3、甘酒とヨーグルトを入れよく混ぜ合わせる
  5. 冷凍庫で3時間固めればできあがり!

甘酒とヨーグルトのまったりとした甘さをレモンの爽やかな酸味で引き締める、暑い夏にぴったりの甘酒シャーベットの完成です。

甘酒を手軽に作りたいなら麹パウダーがおすすめ

甘酒を手軽に作りたい方には、Kojikoの麹パウダーがおすすめです。米麹を粉末化した麹パウダーは、甘酒作りの手間をぐっと軽減します。お湯や水に溶かして放置しておくだけで、ふんわりとしたお米の香りが広がる栄養たっぷりの甘酒が完成。

そのまま料理やお菓子作りにも活用できるので、甘酒以外のアレンジにも便利。毎日の食生活に簡単に取り入れられるKojikoの麹パウダーで、気軽に健康的な甘酒ライフを始めてみませんか?

健康のすぐそばに「飲む点滴」甘酒

甘酒を飲むメリットやオススメの飲み方を通じて、甘酒の効能や魅力が伝わりましたでしょうか?アレンジが利き、誰でもお手軽に美味しく栄養補給ができる甘酒は健康な体づくりを後押ししてくれます。

甘酒を飲んでみたいけど、手作りするのは難しいかもと不安に思う方は、便利なKojikoの麹パウダーを活用するのがおすすめです。粉状のため、甘酒以外のさまざまな料理にアレンジしやすくさらに麹の魅力を楽しむことができます。

今まで甘酒を飲んだことがない人や、馴染みがない人は是非一度お試しください。

最後までお読み頂きありがとうございました。