なぜKojikoは生まれたのか。2周年を迎えて、創業の背景をあらためて話します
2022年10月にスタートしたKojikoは、今年で2周年を迎えました。日々関わってくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。
今回、法人化2周年(個人事業主からは4年)を記念して、限定のお得セットとお買い得な価格で手に取っていただける大感謝祭を開催します!5/1から5/31まで、1か月間となっております。ご愛好家の方も、初めての方にも、お得な期間限定です!

この節目に、あらためて「なぜKojikoを立ち上げたのか」という原点と、これからについてお話しします。
「麹は知っているけど、使わない」という違和感
前職に出会う以前、私は「麹」という存在を知ってはいたものの、実際に購入することはありませんでした。
スポーツトレーナーの専門学校を卒業後、飲食業界で6年勤務。その後はヨガスタジオやスポーツメーカー、レストランなど、興味のある分野に挑戦しながら「食と健康」を軸に経験を積んできました。
そうした中で、「自分が本当に良いと思えるものを届けたい」という想いが強くなっていきます。
東京のレストランで海外のお客様と接する機会を通じて、日本の食文化への関心も高まっていきました。
麹の魅力と、現場で感じた“壁”
その後、地元・愛知県に戻り、日本酒を学ぶために関谷醸造へ入社。蔵研修や麹研修、日本酒研修を経て、外食事業部「糀MARUTANI」の店長として勤務しました。
店舗には麹室が併設されており、2年間で100回以上の製麹を経験。甘酒づくりや糖化データの計測、麹の酵素を活かしたメニュー開発を行う中で、その魅力に強く惹かれていきました。
しかし同時に、こんな場面にも直面します。
「麹ってこのまま使えないの?」
「甘酒や塩麹にしてから使います」とお伝えすると、返ってきたのは「それは少し面倒ですね」という言葉でした。
麹の価値はある。それでも日常に広がっていない理由は、“手間”にあるのではないか。
この違和感が、すべての出発点でした。
麹粉の誕生秘話
麹をもっと身近なものにしたい。そのためには、家庭でも手軽に使える形にする必要がある。
そう考え、試行錯誤を重ねる中でたどり着いたのが、“そのまま使える麹の粉末化”という発想でした。
精米や粉砕方法にもこだわりながら、麹の特性を損なわずに粉末化する。その結果、「使いにくさ」という壁を越える形として麹粉が生まれました。
麹粉は、単なる加工ではなく、麹を日常に広げるための一つの答えです。
麹の歴史 ― 日本の食を支えてきた発酵の力 ―
日本の食文化は、発酵とともに発展してきました。その中心にあるのが麹です。
味噌、醤油、酢、日本酒など、日々の食卓に欠かせない発酵食品は、麹の働きによって生まれています。麹は、日本の発酵文化を支える存在として「国菌」にも指定されています。
江戸時代には甘酒が広まり、その栄養価の高さから「元気になる飲み物」として親しまれてきました。
こうした背景からも、麹は古くから人々の生活を支えてきたことがわかります。
麹の魅力を広げたい
麹の魅力をもっと知ってもらいたい。そして、麹をもっと日常の中で使われる存在にしたい。
この想いが、Kojikoのプロジェクトの原点です。
従来の麹は、そのままでは使えず、加工の手間が必要でした。そのハードルを下げるために、私は「使いやすさ」に向き合いました。
愛知県の酒蔵・関谷醸造の協力のもと、粉末化に適した上質な麹を製造。それをKojiko独自の技術で粉末化することで、日常に取り入れやすい形を実現しています。
麹粉は、日本の伝統をより身近にするためのプロダクトです。この取り組みをかたちにしたのが「Kojiko project」です。
麹の可能性は、もっと広がる
麹は、古くから使われてきた自然の食材でありながら、いまなお新しい可能性を持っています。
近年の研究によって、その価値はさらに見直され、食品だけでなくさまざまな分野での活用が期待されています。
そして麹を粉末化したことで、その可能性はより広がりました。
Kojikoは、麹を一部の用途に限定するのではなく、多様な分野と掛け合わせることで価値が広がる素材だと考えています。
だからこそ、さまざまな業界・分野の方々と共創しながら、麹の新しい可能性を形にしていきます。
これからのKojiko
Kojikoが目指しているのは、麹を“特別なもの”ではなく、日常にある当たり前の存在にすることです。
手間がかかるから使われないのではなく、自然と手に取られる存在へ。
麹という日本の伝統を、現代のライフスタイルに合わせて再定義し、より自由に、より身近に届けていきます。
今後ともKojikoをよろしくお願いいたします。